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5/14~6/19 組紐やまぐち ちょっとそこまで

組紐やまぐち ちょっとそこまで
5月14日~6月19日 もめん畑にて

山口憲一さんは、もめん畑から「ちょっとそこまで」の距離にお住まいのおじさま。
実は人間国宝級の組紐職人です。

山口さんの熟練のリズミカルな手捌きから生まれる美しい仕事や、
こんなに近くに素晴らしい技術をお持ちの方がいらっしゃることを、
ご紹介したいとずっと思っていました。

この度、山口さんの作られたものを
もめん畑に「ちょっとそこまで」お招きしてきました。

絹糸を染め、糸を用意し、組む全工程をご自分でなさいます。
端や継ぎ目に金具を極力使わない仕上げ、「紐屋の仕事」と山口さんはおっしゃいます。
ぜひじっくりとご覧ください。

紐の可能性は無限大。
「こんなものを作ってほしい」というご要望があればぜひお聞かせください。

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山口 憲一
昭和二十二年東京生まれ

祖父の代から組紐を始め、三代目を継ぐ。
組紐の老舗「道明」で四十四年間、技術責任者として
宮内庁・東京国立博物館からの依頼品を手がける。
近年では愛子内親王の命名箱の紐や伊勢神宮式年遷宮に用いる紐を製作した。
平成二十一年退社後、岡山県玉野市に移住。
自宅にて組紐製作を始める。